【ヨーロッパ0日目】中国国際航空で上海からミュンヘンに乗り継いだ話。その1

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中国の航空会社でヨーロッパへ行くのはアリか

旅行を始めた。目的はヨーロッパ周遊だ。かなりざっくりしているが綿密に旅程を決めている。
行き先を決めた後に、まずどうしても気になるのが航空券。「ヨーロッパに海外旅行行くのってバカ高そう」なんて思っている人も多いが、言うほどではない自分で行きたい場所を決めればもちろんツアーなんかよりは遥かに安いし、自由度の高さから身軽な気分を味わえてより一層旅行に深みが出るってもんだ。

飛行機も、ANAとかJALのような大手の日系キャリアを使う必要なんて全くない。今回は、中国国際航空(AIR CHINA)を利用してみた。2月23日のフライト券を12月2日付で購入して、価格は往復で75310円。区間は成田ー上海ーミュンヘンだ。時期にもよるが、日系キャリアなら優に10万は超える。 とは言え、中国国際航空という馴染みのない航空会社を利用する事に抵抗を感じる人もいるはず。理由は2つあると思う。

1つは、サービス面で劣悪なのではないかという心配

もう1つは、中継地でしばらく滞在しなければならないという心配

今回は、こんな不安や懸念について答えるような形で「ヨーロッパ0日目」の記事を書こうと思う。

成田での搭乗手続き

京成線の株主優待券。普通に改札へ入る事が出来る。

まずは空港に向かった。京成線を使った。大黒屋で京成線の株主優待券が約900円で買えるのでかかなりお得だ。アクセス特急も追加料金なしで利用出来るので、押上や上野などの京成線各駅から成田空港を目指す人には一番安い交通手段の1つだ。

空港に着く。まず、予約していたWi-Fiを取りに行く。

色々考えたが、プリペイドのSimカードを購入するよりもWi-Fiとして端末をレンタルする方が複数の機器でシェア出来るので便利だと思った。価格ドットコムの割引プランを適用しつつ3Gの300MB/日に抑えたので、価格は1台あたり4400円となり、実質1日あたり220円で済む事となった。スタバでコーヒーを注文してWi-Fiのパスワードを手に入れるよりも安いし、1日300MBは月換算で9GBもあるので、ちょっとは遅いが不満はないだろう。

(※端末が壊れた際の保険には入らなかった。もし値段を優先してリスクを取る場合は、あくまで自己責任で。)

そしてチェックイン。中国国際航空のロビーへ行く。端末から発券できるが、中国語と英語のみ対応していたため、日本人で年配の方は使い方に戸惑っていた。しかし日本語で対応してくれる案内係がいたので、端末の操作で迷っても特に問題なくチェックインできるはずだ。

中国国際航空で気になるのは持ち込み手荷物の重量制限の厳しさではないだろうか。サイトによればエコノミークラスでは持ち込みは7キロ以下となっていて、かなり荷物を削ることを強いられる。受託手荷物に預けることももちろんできるのだが、今回は乗り継ぎ便ということもあっていちいち荷物を預けるのは手間だし、盗難やロストバゲッジが若干怖い。そんなこともあって荷物全てを持ち込むことにした。重量計で量ったところ僕の荷物は8キロ近くあったのだが、結果的に難なく機内に持ち込むことができた。実際に搭乗してみて分かったことだが、おそらく僕らの手荷物の重さを把握する手段を彼らは持っていない。チェックインカウンターで呼び止められるという可能性はあるかもしれないが、逆に言えばそれくらいだろう。手荷物検査も成田空港として行うものはあっても航空会社独自で行うものはない。あくまで個人的な意見であるが、明らかに大きな荷物でなければ、多少の重量オーバーは気にすることはないだろうと思う。ちなみに「持ち込み手荷物は1つまで」という規定も実質的には意味がない。実際、同乗した中国人たちはこれでもかというくらい両手にいっぱいの紙袋を持ち込んでいて、無理やり1つのカバンに荷物を詰め込んだ自分がアホらしくなってしまった。どうしても不安なら、サブバック代わりに紙袋を使うのも悪くないかもしれない。

成田から上海へ

チェックインと出国手続きを済ませると、搭乗口付近へ向かう。離陸時間の2時間前くらいに出国手続きを済ませたが、出発ロビーでマックを食べたりタバコを吸ったりしても十分に時間の余裕を感じられた。私たちはタバコを吸うので、免税店での価格が気になった。かなり安い。金丸10箱入りの1カートンで3500円。1つあたり350円。ヨーロッパでタバコを買うと、例えばドイツなら一箱6ユーロ(約720円)はする。タバコをヨーロッパで吸うなら、絶対日本で買っていくことを進める。 ペットボトルは出発ロビーに入る際の検査で捨てなければならないのだが、ここでは空のペットボトルを持ち込むことをオススメする。ロビーのなかでは水が150円近くする一方で、給水所がいたるところにあるからだ。飛行機の中はかなり乾燥するので、水分補給対策はよく考えておいたほうがいいだろう。

座席前方に備え付けられたスクリーン。様々なコンテンツを楽しめる。

さて、いよいよ飛行機に搭乗し、離陸。今回はエアバスA330-200に乗る。座席は可もなく不可もなく、という感じだ。しかし個別のテレビが座席に備え付けてあるのは嬉しい。これだけで多少テンションが上がってくる。問題のコンテンツも比較的充実していた印象だ。LA LA LANDやヴェノムといった話題作も抑えてある。不思議だったのは音楽のラインナップで、Radiohead の6枚目やDeath Cab For Cutie の最新作など、渋いセレクトに唸らされた

機内食。魚介類のうどんと寿司がメインだった。やはり日本・中国間を結ぶ国際線ならではだ。
機内飲める燕京ビール。燕京は古い時代の北京を指す名称だ。日本でいう江戸と東京の関係に近い。

気になる機内食も想像していたほど悪くない。というか普通にうまい。フルーツがついてくるのが個人的に嬉しい。量は控えめだが上海でご飯を食べることを考えればむしろちょうどいいくらいだし、とても満足できた。ビールもうまい。燕京ビールの日本には無い独特の味に舌鼓を打った。

そんなこんなで、備え付けのTVでグレイテストショーマンを観たりゲームをしたりしていたらあっという間に上海に着いてしまった。総じてストレスフリーなフライトであった。初めて利用する中国の航空会社だし、周囲は中国人に囲まれてるし、カオスなフライトになると思っていたけど全くそんなことはなかった。大声で喋ったり列を割り込んだりということは全くなくて、みんなすごく行儀がいいというか、秩序が保たれている。どうしても日本にずっといる身としては観光客としてのマナーの悪さの印象が先行してしまいがちだけど、それはあまりに一面的だったなと反省させられた。

次回は上海での出来事を綴る。まだヨーロッパの旅は始まっていない。