【ヨーロッパ1日目】ミュンヘンからケーニヒス湖経由でザルツブルクに行った話。その2

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前回はこれ。

ケーニヒス湖へ

ケーニヒス湖畔の眺め。トレッキングスポットからは縦長な湖全体が見渡せる。
湖畔を間近で見た様子。ドイツ一透明度の高い湖とも言われているようで、その噂通りに隅から隅まで透き通っていた。

「ケーニヒス湖」のバス停で降りると、湖はすぐそこだった。森と湖の調和に息を呑む。以前夏に来た事があったのだが、観光客は冬の方が少ない印象だいずれにせよ、この湖が本当に美しい事に変わりはない。

ケーニヒス湖は王(König)の湖(See)という意味があるが、あまり王とは関係がないらしい。あまりの美しさにこの湖一帯はドイツ人の高級避暑地として多くの別荘が構えられている上、冬はスキーが盛んな地として栄えている。日本でいう軽井沢といった所か。ヒトラーが別荘を構えた場所としても有名で、ナチス幹部の別荘が立ち並んでいた事でも知られている。

実はトレッキングコースがあるので、歩く事が出来る。クルージングもあるが、高い上に待ち時間が長かったのでやめた。自然を満喫するには足を使うに限る。10分ほど歩くと視界が開け、湖全体を一望できるスポットに着いた。とにかく美しい。 森の中の雰囲気も最高なので、歩くだけでも十分だ。ただし、注意しなければならないのは帰り道だ。そのままトレッキングコースを道なりに行くと、若干山の奥の方まで行ってしまうので1時間ほど歩く必要がある。自然を満喫するには全然問題ないのだが、次のバス停に行ってしまうので気をつけた方がいい。

腹ごしらえ

カリーブルスト(Currywurst)。ドイツではかなりポピュラーな食べ物。上にかかっているカレーはどちらかというとソースに近い。
こちらは白ソーセージ(Weißwurst)。太めのソーセージにパンが良く合っている。ドイツに留学していた時はビーガンを心掛けていたのであまり食べていなかった。今回は色々知る為にも食べていた。意思弱いね。

腹ごしらえ。飛行機を降りてから、まだ何も食べていなかった。とりあえず湖畔にある出店でカリーブルスト(Currywurst)と白ソーセージ(Weißwurst)を買い、頬張る。とにかく美味い!硬いパンもソーセージも日本では結構金を積まなければ食べられないような味で、とても満足した。量もある。観光地のど真ん中にある店だっただけにそれぞれ5ユーロとやや高い印象は拭えないが、とにかく腹が減っている時にこの料理は至福の極みだ。

ザルツブルクへ

ケーニヒス湖を十分に堪能した我々はベルヒテスガーデン中央駅(Berchtesgaden Hbf)に戻り、そこからバスで国境を超えてザルツブルクを目指した。バスでオーストリアに入るとしても、ザルツブルクまでバイエルンチケットは使える。かなりお得だ。上の地図は駅からメンヒスベルク現代美術館(Museum der Moderne Mönchsberg Salzburg)までの道のりである。

メンヒスベルクの丘から見えるザルツブルク市街地の一望。山肌・川とカラフルな建物のコントラストが映える。

ザルツブルクの街は本当に美しい。この街はウィーンと並んで音楽が文化の中心に据えられているが、特に有名なのはここで生を受けたモーツァルトと映画「サウンド・オブ・ミュージック」だ。街中には生家を含む多くの天才音楽家が残した足跡や、映画で用いられたセットの場所を巡る事が出来る。歴史的には岩塩(Salz)を中心とした交易の拠点として栄え、街名の一部にもなっている。街は中心を流れるザルツァハ川(Die Salzach)と背後の雄大なアルプスに加え、メンヒスベルクの丘(Mönchsberg)と呼ばれる切り立った断崖に囲まれた、360度全方位において飽きない地形が特徴だ。

ザルツブルク最初の目的地であったメンヒスベルク現代美術館は、かなり充実した内容だった。展示内容はもちろん時期によって変わる部分が多いと思うが、企画の1つであったMacht der Sprache. Aus den Sammlungen は「言葉の力」をテーマに言語の持つ普段焦点の当たらない可能性・有用性を浮き彫りとさせる大変秀逸な内容だった。日常的に浸透した物体などを切り取られた「作品」として対象化する手法は現代美術によく見られるものだが、それを「Sprache(言葉)」に用いた際に改めて気付かされる多くの側面に、私は考えさせられた。間違いなく、どんな時にザルツブルクへ来ても価値のある現代美術館だと思うので、強くオススメしたい。

気になった方は他の展示も公式サイトで確認してほしい。
https://www.museumdermoderne.at/

メンヒスベルク現代美術館の外観。洗練された外観に調和した質の高い作品が展示されている。内部で写真は取らなかったが、行く価値は本当にある。因みに、外にはジェームズ・タレルの作品が展示されている。

ホステルへ

時間も遅くなり夜になってしまったので、宿へ。一泊15ユーロの超格安ホステルを事前に予約していた。a&o Hostel Salzburg Hauptbahnhofという所なのだが、Salzburg Hauptbahnhof(ザルツブルク中央駅)という名前にもある通り、駅から非常に近い好立地で便利なホステルだ。おまけに建物も新しく、全体的に満足度は高い。もちろんホステルなので他の人も同じ部屋に寝ているタイプなのだが、正直慣れてしまえば大した問題はない。

ホステルのカウンター。かなりキレイ。

地ビール「Stiegel」を飲む

どうしても地ビールを飲みたかったので、外に出て買いに行く事に。中央駅の中にSPARというスーパーがあるので中に入り、地元では有名だというStiegelを購入し、川の湖畔で飲む事に。外で飲む知らないビールほど美味いものは無かった!

夜のザルツァハ川(Die Salzach)。ちょっと中心地を離れるだけで閑静な場所に行き着き、静かで心地良い川の淀みを堪能出来る。泊まったホステル(a&o Hostel Salzburg Hauptbahnhof)からは近い。
ザルツブルクでは有名な、Stiegelというビール。大枠は日本のビールにも近いが、レモンのような瑞々しい香りと、パンを食べているかのようなホップの引き立った味わいが特徴。

飲んで、疲れる。次の日は朝からハルシュタットへ向かう事になっていた。上海を含め、落ち着いて休むことが出来ていなかったので、ベットで安心して眠りに就いたのであった。