【ヨーロッパ3日目】現地の友人にウィーンを紹介してもらって満喫した話。その1

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前回の記事はこれ。

ザルツブルク近郊の歴史地区ハルシュタットを堪能した私たちは、電車に揺られてウィーンに辿り着き、友人のアダムさん宅に泊まった

ウィーンには3日間滞在する事になっていたので、その分アダムさんにお世話になった。あまり時間はなかったが、とりあえずやりたかった事が何点かあったので、まずはそれらを満たそうと思っていた。

  • ライプニッツが活動していた拠点に行く
  • グスタフ・クリムトの傑作『Der Küss』を見る
  • ウィトゲンシュタインの通っていたカフェ(Café Frauenhuber)に行く

ウィーンは日本の京都のように、街の隅々に歴史的な遺産が眠っている。哲学に興味を持っている時代遅れなオタク2人組な私たちは、とりあえずウィーンに所縁のある哲学者であるウィトゲンシュタインとライプニッツの軌跡を訪ねたいと考えていた。実を言うと私が以前ウィーンに来た際、ウィトゲンシュタインの家に行った事があった。だが街のハズレで遠かった記憶があったので今回はそちらへは行かず、彼がよく来ていたカフェに行こうという事になった。

目的の場所に行くまでにも、色々なものが潜んでいる。とりあえず、寄り道しながら目的地を目指す事にした。

アダムさんに案内され、まず向かったのはウィーン王宮内にある「プルンクザール」という図書館(現在はオーストリア国立図書館の一部)。かつてハプスブルク家の英才教育の為に使われていたという高級な図書館で、古い地球儀やトマスアクィナスの写本など、様々な貴重な品々が納められていた。正直、図書館だけしか見る場所がなかったのでコンテンツの豊富さという点ではお勧めできないが、壮観な内部の作り込みには圧倒されるだろう。

図書館の内部。美しい内装は壮観。
別アングルから。
本棚もよく見ると有名な書籍も多い。

王宮から近い所に有名なカフェ・セントラル(Café Central)があったので入った。レーニンやトロツキー、クリムト、フロイト、ヒトラーなど、様々な歴史的著名人がこぞって訪れた有名なカフェだ。ウィーンには、コーヒーの文化が古くから根付いている。こういった新しい政治・文化の潮流は、多くの小さなカフェから萌芽した。

カフェ・セントラルはウィーンにあるカフェの中でも特に有名なものの1つで、大勢の客が入り口で列を成していた。中に入って注文したのはザッハ・トルテとウィンナー・コーヒー。どちらも本格的に美味い。

カフェ・セントラル入り口。多くの客が並ぶ。
コーヒーとザッハトルテの相性が良い!

なんやかんやで、何やらで歩いていると、いつの間にか中心地に。ウィーンのシンボルである、セント・シュテファン大聖堂(Domkirche St. Stephan)までたどり着いた。ゴシック様式の聖堂で、欧州で3番目に高い尖塔がトレードマークだ。ここまでくると、もうかなり観光客も多い。

セント・シュテファン大聖堂の正面。ここまでくると観光客でごった返している。
聖堂内部。

中心地まで来ると、本当に色々な歴史的モニュメントが揃っている。やっと1つ目の目的である、ライプニッツの活動していた所へ来た。

“Erster Vorschlag für eine Akademie der Wissenschaften in Wien durch Gottfried Wilhelm Leibniz”
(ゴットフリード・ヴィルヘルム・ライプニッツによる、ウィーン初の科学アカデミーの提唱)

と書かれているので、ライプニッツは科学アカデミーの創設に関わっていたようだ。

面白い事に、急進的宗教改革者・ツヴィングリもここにいたらしい。

こんな感じで、よく分からない旅が続く。