独Netflixによる異色の人気作『Dark ダーク』シーズン1を解説【シーズン2公開】

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Netflixに入っていると、色々なオリジナル作品を見る事ができる。Netflixの良さは、様々な国や地域で、それぞれのニーズを最大限に満たすような高クオリティな作品を多く製作している点にある。

しかしある意味、玉石混交な面があり、自分が本当にこれだ!と思えるような作品を見つけるのも一苦労、という事がままにある。正直、レコメンド機能だけでは本当に自分が見たい作品なのか判断する事は難しい。

僕は趣味で、いっつもドイツの作品を観ている。中でもかなりオススメしたいのが、この『Dark』という作品だ。実はこの作品、本国のドイツのみならず、世界的にかなりヒットした。

2019年7月より、シーズン2が配信される。これを機にぜひ、『Dark』の魅力を知ってもらいたい。

あらすじ

舞台はドイツの田舎町、ヴィンデン(Winden)。何の変哲もない小さな町だが、ここには原発がある。一見平和に見えるヴィンデンだが、多くの秘密が隠されている。2019年11月、地元の少年ミッケル(Mikkel)が突如として姿を消し、父ウーリヒ(Uhlich)は失踪の謎を探るようになる。実は、彼は33年前の11月に弟のマッズ(Mads)を失くしている。彼が森で見つけたのは、少年の死体だった。不審にも、その少年の服装は80年代風のものだった。ウーリヒはミッケルの失踪を機に秘密に迫るようになるが、この事件は想像を超えた展開を見せていく…。

見どころ

見どころは、あまりに複雑に絡み合う人間像だ。様々な世代の人間が複数の時間軸で重なり合うため、見ている側も頭の整理に苦労する。ここが物語を魅力的にさせているキモであり、同時に難点でもある。しかし、様々な視点から進行していく、全く想像のつかない物語の展開に、あなたも釘付けになる事は間違いないだろう。

どんな人にオススメか

ここまで、『Dark』の魅力について語ってきた。じゃあ、どんな人にこの作品がウケるのか。

こんな風に思う人にはオススメだ

先が見えない展開から、目が離せなくなりたい

常に、話の展開が複雑を極める。すでに登場しているキャラクター同士でも、話が進むと関係が見えてくる事もある。まるで予想のつかないストーリー構成になっているので、今まで感じた事のない新鮮な経験を求める人には間違いなくオススメだ。

交錯する人間の感情に、興味がある

この物語は、全体を通じた奇抜な世界観だけが魅力ではない。関わってくる人物の一人一人が粒立ち、人間ドラマの奥深さを引き立てている点にも注目だ。『Dark』には「家族の系譜」というテーマが存在する。登場人物の背景にはどのような人物が歴史的に存在しているのか、多面的に見えてくる事でキャラクターが多面的に見えてくる。スリルだけでなく、本格的な人間ドラマを楽しみたい人にもオススメしたい。

ドイツ人の生活の歴史を知りたい

最後に、本作品を通じてドイツの歴史的な生活様式の理解が深まる点にも言及したい。この作品は現代だけでなく、古い時代のシーンも多く扱われる事となる(理由はネタバレになるので明かさない)。人のメイクから髪型、服装、車、音楽に至るまで、全てが時代背景を損ねないように徹底的に作り込まれている。ドイツという国が営んできた文化について、より深い理解を進めたい人にも薦めたい

謎は残る

この物語、最後は衝撃の結末を迎える。そして、多くの謎を残していく。シーズン2を待とう!